十数年、ソフトウェア開発のプロジェクト管理を経験してきたが、
過去に失敗したプロジェクトがいくつかある。
私にとってプロジェクト管理として重要なポイントは、QCDを
守る事だと考えている。
この事を、ベテランPMと話しをすると、”今更何を言っているの”という
反応を示す人がいるが、この基本的な事が結構難しいと私は思う。
Q:品質
C:コスト
D:納品(納期)
この3つを厳守すればいい訳だが、この3つは互いに矛盾している部分がある。
だから難しいのだと思う。
品質を確保するためにテストに時間をかけるとコストオーバー、納期厳守に
支障をきたす。
コスト削減、納期厳守重視で進めると品質が確保できない。
これは、多くの開発現場が抱えている問題ではないだろうか。
QCDを守る事は、プロジェクト管理だけで解決できる問題ではないが、
プロジェクト管理者の手腕によって大きく左右されることは間違えない。
効率的な開発&テスト作業により、確かな品質を確保し、その効果で
納期を厳守でき、コストも予算内に収めることができる。
そんなプロジェクトが理想ではないだろうか。
このような背景から、サイオスでは、プロジェクト管理者の手助けをするツールして、
「ProjectKeeper」を開発している。
http://www.sios.com/product/ProjectKeeperPro/index.html
http://japan.zdnet.com/oss/story/0,3800075264,20365223,00.htm
「ProjectKeeper」はWebベースのMS-Projectライクなプロジェクト管理ツールである。
このツールで、難しいプロジェクト管理の手間を、少しでも軽減できることを
狙っている。
プロジェクト管理で重要となる、作業(タスク)、要員、スケジュール、進捗状況、
工数予算/実績、コミュニケーションについての管理が可能で、その情報は容易に
プロジェクトメンバーで共有できる。
プロジェクト管理を成功させる上では、プロジェクト管理ツールが重要であるわけではない。
正しいプロジェクト管理の知識や経験が一番重要である事は言うまでもない。
しかし、プロジェクト管理者の作業を助けるツールは必要である。
PMBOKにおいても、管理すべき項目を知識エリアとして定義しており、
円滑にプロジェクト管理を実施するためのナレッジを提供している。
<PMBOK知識エリア>
・スコープ管理
・スケジュール管理
・コスト管理
・品質管理
・組織・要員管理
・コミュニケーション管理
・リスク管理
・調達管理
「ProjectKeeper」も今後はこれらの知識をエリアを意識した上で、機能追加を
していき、より便利なプロジェクト管理ソフトウェアとして成長させたい。
