2008年8月13日
今どきのソフトウェア開発
最近、改めてソフトウェア開発のあり方を考えさせられる出来事があった。何年たっても一定人数を超えるチームでのソフトウェア開発は難しい。私自身が若いころは、重厚長大なメインフレームのオンラインシステムなどで、ウォーターフォールでソフトウェア開発を学んできた。しかし、時代とともに多様な開発方法が試され、ウォーターフォール開発の欠点を補完できることは立証されている。 私も前職では、反復開発に代表される開発プロセス・RUP(Rational Unified Process)を企業に導入する立場であり、ウォーターフォールとの違いや反復開発のメリットを企業側に説明してきた。 でも、この手法でやれば失敗はしない、といった開発方法論が存在しているわけではなく、むしろ開発手法以外の部分にソフトウェア開発の成功の鍵は潜んでいると考える。もちろん開発手法は重要な要素であるが、それだけでは駄目という意味。 少し古い話しになるが、2006年に、XPのケント・ベック氏が来日し、「Agileフォーラム2006」というイベントでトヨタ生産方式とアジャイルの関連や、XP導入の成功事例などを彼が話していた。このイベントで私も縁がありセッションを持たせていただいた。 その時に私が話した内容は、反復開発とアジャイルであり、重たいRUPプロセスをある程度軽量化し、アジャイルの要素を取り入れた開発手法が、最近の開発プロジェクトには適しているのではないか、との考えだ。 なぜ、こんな古い話しを思い出したかというと、冒頭にあるようにソフトウェア開発のあり方を考えさせられる出来事があったからだ。 これを機会に改めてソフトウェア開発のあり方を再考しようと思う。
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